ゆめ

夢の中で、とても速く走っていた。
体の芯はぶれずに、
重力の仲間のような加速度との一体感。
呼吸と腕を振るタイミングが合うと、
ペダルを踏み込むようにぐんぐんと進んだ。
とてもきもちがよい。
 
ダイエットなのか毎日のジョギングを目標にしたらしく、それも簡単にこなせるような心持ち。
  
けれどよく考えたら息切れを一切しなかったので、あぁそうか、夢なのだな。
重力の仲間になる気持ち良さは覚えているのに。
損をした気分の朝。夢のメモ。