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君の唇の感触がまだ残っている
秘密めかして微笑んだ(にやりとした)あの空気まで覚えている
夢でしかないソレが
生きる力になるほど、君は……
 
(初恋のオンナノコと久しぶりに会って、ちょーかわいい恰好をしていて、薔薇のネックレスもちょーかわいくて、愛しくて愛しくて飛びつくようにして抱きしめたら、額にチュウしてくれた。悪戯っぽく微笑んだ。ああ、やっぱり君は私の好意を知っていて、それでいて少しは君も私を! ……という、相変わらずの自意識過剰な夢を見た。いや、でもあのコは確かに私の好意を好きなはずぶつぶつ)