手首の傷が開く夢を見て、受け入れた果てに目が醒めた。 すぐ隣にある呼吸に、何故だか酷く嗜虐的な気分。 顎の真下から臍まで一文字に切り裂く妄想のままに、その皮膚をなぞった。 切り裂かれて中身を掻き出してしまいたいのは君だろうと 私の願望を暴いた…
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